ブレーメン大迫、CF起用で前主将FWの後釜を独紙期待 「クルーゼを忘れさせる」

ブレーメンFW大迫勇也【写真:Getty Images】
ブレーメンFW大迫勇也【写真:Getty Images】

日本代表MF乾が所属するエイバル戦でヘディングシュートからゴールを奪取

 ブレーメンの日本代表FW大迫勇也が現地時間28日、日本代表MF乾貴士の所属するエイバルとのテストマッチでコーナーキックからヘディングシュートを決めた。ドイツメディアでは「サコの得点がヴェルダー(・ブレーメン)をハッピーに」「クルーゼを忘れさせる」と日本人ストライカーの活躍を報じている。

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 ブレーメンの大迫、そしてエイバルの乾は揃ってスターティングイレブンに名を連ねた。試合はブレーメンが主導権を握り、1-0で迎えた後半16分に大迫は右サイドからのコーナーキックから頭で押し込んでチーム2点目を挙げた。

 結果はブレーメンが4-0で勝利。大迫は得点直後の後半17分、乾は同21分に途中交代した。

 ストライカーとしての役割を果たした大迫の活躍ぶりは、ドイツ紙「ビルト」の見出しを飾った。「サコのゴールはヴェルダーをハッピーにする。この日本人がクルーゼを忘れさせる」と昨季限りで退団した前主将の元ドイツ代表FWマックス・クルーゼ(→フェネルバフチェ)の穴を大迫が埋めていると報じた。「4-0で勝利したエイバル戦は力強いパフォーマンスだった」とセンターフォワードとして結果を残した大迫の活躍に、高い評価が与えられている。

 ブレーメンを率いるフロリアン・コーフェルト監督は「マックスが去ってしまったのは喜べることではない」とクルーゼ退団の影響は大きいとしたうえで、「彼(大迫)は今、マックスのポジションでプレーしている。彼の理想的なポジションだ」と語った。

 昨季までセンターフォワードはクルーゼの定位置で、大迫はサイドやトップ下の位置で起用されることが多かったが、今季は”ベストポジション”で起用される機会が増えそうだ。

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