岡崎慎司、マラガ加入直前で交渉停滞 会長との“音信不通”を現地紙報道「待機状態続く」
現地入りしてメディカルチェックにも合格したが…最低でも29日までは練習参加できず
レスターを昨季限りで退団した日本代表FW岡崎慎司は、スペイン2部マラガへの加入間近とされていたが、いまだに正式発表に至っていない。その理由は、会長のアブドゥラ・アル・タニ氏がサインをしていないからだという。28日、地元紙「Diario Sur」が報じた。
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2015年に当時プレミアリーグ昇格2シーズン目を迎えるレスターに加入した岡崎。1年目には「ミラクル」と称されたクラブ史上初のリーグ優勝に貢献し、4シーズンにわたって活躍した。今夏に契約満了をもって退団し、本人はイタリアやスペインを新天地として希望していると伝えられてきた。
そんななか、有力候補として挙がったのがスペイン2部マラガだった。岡崎は24日夜に現地入りし、翌25日の午前中にはメディカルチェックに合格。現地では「マラガは昇格しなければいけない」「このクラブを愛している」などとコメントしたと伝えられていた。移籍は決定的で26日にも発表されると言われていたが、いまだ公式リリースは出ていない。「Diario Sur」紙はアル・タニ会長がサインしていないため、少なくとも29日までは練習に合流できないとしている。
記事によると、アル・タニ会長が交渉を承認しない限りは正式発表に至らない。“緊急”の仕事にもかかわらず、会長とは“音信不通”で「待機状態が続いている」という。同紙は「彼を信用できるか?」と会長への不信感も訴え、「一刻も早くサインするべきだ」としている。岡崎自身はただ待つことしかできず、釈然としない状況のようだ。
ドイツ、イングランドと結果を残してきた日本を代表するストライカーの岡崎だが、無事新天地はマラガで決まるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)