中村敬斗加入のトゥウェンテ、日本語SNS開設 現地紙も注目…「関心は非常に大きい」
「日本で足場を固めたがっている」と“戦略”に言及
J1ガンバ大阪からU-20日本代表 FW中村敬斗が期限付き移籍したオランダ1部トゥウェンテが、新たにインスタグラムの日本語アカウントを開設した。現地紙「RTV Oost」は「中村の加入とともに、トゥウェンテは日本で足場を固めたがっている」と報じ、その“戦略”に言及している。
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中村は18年に三菱養和ユースから飛び級でG大阪に入団。高校2年生だったプロ1年目で開幕デビューを飾り、高卒1年目の今季途中からは主力として活躍した。ポーランドで開催されたU-20ワールドカップにも出場し、欧州移籍を実現している。
中村はメディカルチェックを受けて2年間のローン契約を交わしたと伝えられるなか、トゥウェンテは現地時間23日に日本語公式インスタグラムを開設。24日13時現在、すでに700人のフォロワーを獲得している。
最初のポストではオランダ語アカウントと同じ動画を投稿したが、二つ目のポストでは「ようこそ、中村敬斗選手」と綴り、オリジナルの動画を公開。中村がクラブに到着し、ユニフォームに着替えてスタジアムに足を踏み入れる様子などを紹介している。
オランダ現地紙「RTV Oost」は「トゥウェンテが日本語インスタグラムを開設」と見出しを打ち、「中村の加入とともに、トゥウェンテは日本で足場を固めたがっている」と伝えた。また、オランダの地でブレイクした元日本代表MF本田圭佑(メルボルン・ビクトリー→未定)と日本代表MF堂安律(フローニンゲン)を引き合いに出し、その“効果”にも言及している。
「堂安と本田はメディアを通して日本とオランダをつないできた。数多くの報道陣が来訪し、彼らの動向を伝えた。同じことはPECズウォレの(日本代表MF)中山雄太にも言える。日本からの関心は非常に大きい」
中村が加入したことにより、トゥウェンテへの関心も高まることが予想される。チームは現地時間8月3日、PSVとの開幕を迎える予定だ。