ブラジル代表DF、アトレティコ退団 移籍金“ゼロ”で母国の名門フラメンゴに移籍へ
フィリペ・ルイスが退団セレモニーに参加、アトレティコ“帰還”を誓う
アトレティコ・マドリードを退団したブラジル代表DFフィリペ・ルイスは、ブラジルの名門フラメンゴと合意に達したようだ。スペイン紙「マルカ」は、33歳のベテランサイドバックが母国へ帰還することを伝えている。
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フィリペ・ルイスはブラジルのフィゲイレンセで2003年にプロデビューを果たし、アヤックス、現在日本代表MF久保建英が所属しているレアル・マドリードのカスティージャを経て、スペインの古豪デポルティボ・ラ・コルーニャに加入。元スペイン代表の名手DFジョアン・カプデビラの移籍後に台頭して活躍し、2010年にアトレティコに移籍した。2014年にはチェルシーへ渡ったが、1年後にはアトレティコへ復帰している。
優勝した今夏のコパ・アメリカでもブラジル代表に選出されていたフィリペ・ルイスは、2018-19シーズン限りでアトレティコとの契約が満了。単年契約による残留を望んだようだが、クラブは新しいオファーを提示せず、動向が注目されていた。
そして、最終的には15年ぶりとなる帰国を選択。幼少期からのファンだったというフラメンゴと合意に達し、2年契約を結ぶことになると「マルカ」紙は伝えている。また、ブラジルへの帰還を決めたことに関して、「人生で最も難しい決断だった」と語ったという。
アトレティコの本拠地であるワンダ・メトロポリターノで退団セレモニーを行ったフェリペ・ルイスは、「今日は幸せな日」とコメント。「今日はサッカー選手としての別れであり、将来的にはここへ戻ってくるでしょう」と、選手引退後に“心のクラブ”であるアトレティコへの復帰を誓った。
新天地へ移るためブラジルへ帰国するフェリペ・ルイス。現地時間22日にフラメンゴとの契約書にサインする予定となっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)