インテルが73億円でルカク獲得を打診も… マンUは“安売り”拒否、101億円を要求
ルカク獲得を熱望するインテルが具体的な条件を提示 ユナイテッドは“安売り”を拒否
今季就任したインテルのアントニオ・コンテ新監督は、マンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得を熱望している。英公共放送「BBC」によれば、インテルは6000万ユーロ(約73億円)でオファーを出したが、ユナイテッドに拒否されたという。
インテルは新シーズンに向けて、新しいエース候補を探している。これまではアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディが得点源で、昨シーズンは途中までキャプテンを務めチームの中心となっていた。しかし、度重なるクラブ批判を繰り返して対立。クラブから今季の構想外を通告されたという。
コンテ監督も「イカルディはクラブのプロジェクトから外れていることは明らか」とコメントし、代わりとなるエースとしてルカクの獲得に動いている。ルカクも「セリエAでのプレーは夢」と語っていて、相思相愛の両者は個人合意に達したと伝えられている。
ユナイテッドはルカクの移籍を容認しているが、“安売り”しない姿勢は一貫している。その要求額は7500万ポンド(約101億円)で、2年前にエバートンから獲得した時の金額から下げるつもりはないようだ。
一方のインテルが提示した額は6000万ユーロで、ユナイテッドが要求する額とは大きな差がある。そのため早急に成立すると思われた移籍話は、平行線を辿っている。
コンテ監督は「彼は我々のチームをより良いものにしてくれる選手だと考えている」と、改めてルカクの評価についてコメント。チェルシーで監督を務めていた頃から、獲得を熱望していたことも認めている。相思相愛の移籍話だが、果たして成立するのだろうか。その交渉は難航している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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