評価上昇中の冨安健洋、ボローニャがDF1人を放出か 伊メディアは右SB起用も予想
今夏ボローニャに加入 伊メディア「最終ラインに訪れた本当に明るいニュース」
日本代表DF冨安健洋は今夏、ベルギーのシント=トロイデンからイタリア・セリエAのボローニャに移籍したが、その評価は次第に高まり、移籍市場の間にチームがDFを放出する可能性が高まっているという。ボローニャ専門のニュースサイト「トゥット・ボローニャ・ウェブ」が報じている。
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冨安はプレシーズンキャンプで、子供たちに囲まれてサインを求められる姿も写真に収められている。記事では「イタリアでは彼のような188センチもある日本人を見ることに慣れていないので、子供たちの間でも大きく目立つ」とされた。確かに、これまでイタリアでプレーした日本人選手は、それほど大柄ではない選手たちだった印象も強い。
冨安は「何かを成し遂げようという強い思いを見せている。ボローニャの最終ラインに訪れた本当に明るいニュース」と表現されている。そうしたなかで、元U-21イタリア代表DFアルトゥーロ・カラブレージが移籍市場の間にチームを離れる可能性が高まっているという。それは「冨安の獲得によってのもの」とされた。
評価の高まる冨安だが、その一方で「序列を考えれば彼の前にはすべてのセンターバックもいる。だから、彼を右サイドバックで使うというアイデアがある。そうした意味で、彼はイブラヒマ・エムバイェともポジションを争うだろう」とされた。
エムバイェはセネガル代表の24歳で、ボローニャで6シーズン目に入る。187センチの長身で、センターバックと右サイドバックを務めることから、冨安の競争相手と目された。
戦力としての評価も日に日に高まっていくなかで、冨安は1年目からどれだけ出場機会を確保できるのか。選手編成にも影響を与え始めているプレシーズンでの奮闘は、キャリアの中でも重要な時期だと位置づけられるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)