日本代表DF冨安健洋、ボローニャの練習合流を伊紙レポート “守備の国”で集まる注目

ボローニャに加入したDF冨安健洋【写真:Getty Images】
ボローニャに加入したDF冨安健洋【写真:Getty Images】

C・ロナウドら強力FWとの対峙に向けて闘志を燃やす

 イタリア・セリエAのボローニャに加入した日本代表DF冨安健洋が、クラブの合宿に合流した。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」がレポートしている。

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 同紙によると冨安は現地時間16日に「ボローニャで書類上での事務的なことを済ませた後、やってきた。合宿に来ていたたくさんの子供たちとサインやセルフィーなどをした後、17時30分に新しいチームと初練習をした」とされている。20歳の日本代表センターバックは、すでに子供たちからも認知されているようだ。

 ボローニャはシニシャ・ミハイロビッチ監督が白血病を告白した直後のタイミングだ。すでに世界中からその闘病を支えるメッセージが寄せられているが、冨安自身も「彼は闘志のある戦士。勇気のある彼の発言を読んだ。彼のために戦おう」とコメントしているという。

 2004年に当時の日本代表MF中田英寿が所属して以来、ボローニャでは2人目の日本人選手になる。ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドら、強力FWを抑えることを期待されているからこその加入となった冨安は「僕の守備のクオリティーを向上させたい。セリエAの最も優秀なFWたちと対戦できることは、その助けになると思う」と、すでに闘志を燃やしているという。

 “守備の国”とも称されるイタリアにおいて、センターバックは常に厳しい目で見られる。1試合平均1失点を超えると「失点が多い」とまで評される国で、日本代表の最終ラインを今後10年以上に渡って支えていくと期待される若武者は、どれほどの成長を見せることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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