香川真司、念願のスペイン行き前進か “セルタ加入へ肉薄”と独報道「新しい志願者」
ベジクタシュかセルタか ドルトムントで構想外の香川はどこに新天地を求めるのか
日本代表MF香川真司は、今夏の去就が注目されている。ドルトムントの練習に合流するも、アメリカツアー参加は回避。新天地探索に専念するとされるなか、海外メディアはスペインのクラブが“加入へ肉薄”と伝えている。
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香川はドルトムント通算7年目の2018-19シーズン、ルシアン・ファブレ監督の構想外となり、ベンチ外が続く苦しい日々を過ごした。冬の移籍市場でトルコ1部ベジクタシュへの期限付き移籍を決断。デビュー戦で2ゴールを挙げる活躍を見せたが、レギュラー奪取とはならず、リーグ戦14試合4得点でシーズンを終えた。
保有権がドルトムントに戻るなか、ミヒャエル・ツォルクSDはキャンプ開始直後、ドイツ誌「キッカー」のインタビューで香川とドイツ代表MFアンドレ・シュールレについて「彼らは新しいクラブを探している。我々は共通の目標を追求している」と移籍先を模索していることを明かしていた。
香川は9日にドイツへ向かうべく離日していたが、所属元のドルトムントに戻ってプレシーズンのトレーニングに参加。12日に行われたシュバインベルクとの練習試合(10-0)では、後半14分からドイツ代表MFマリオ・ゲッツェに代わって途中出場し、1得点1アシストと今季初の“実戦”でキレのあるプレーを見せた。
しかし、15日に発表されたアメリカツアーのメンバーに香川の名前はなし。新シーズンの構想には入っておらず、新天地探しに専念すると目されている。そんななか、衛星放送「ビーイン・スポーツ」は「香川の新しい志願者」と題し、香川の状況を伝えている。
「彼(香川)は2014年に戻ったドルトムントにもはや歓迎されていない。20年6月30日に契約満了する攻撃的MFには、今夏に新天地を見つけることが承認されている。昨季レンタルで迎え入れていたベジクタシュは日本代表を完全移籍で迎え入れたいと思っている。しかし、ドイツ紙『ルール・ナハリヒテン』はリーガのセルタが肉薄と伝えている」
記事では、ドイツ地元紙「ルール・ナハリヒテン」が、“セルタ加入へ肉薄”と伝えたことに改めて触れている。セルタは6月下旬にスペイン1部の3チームが香川に興味を示していると報じられた際のクラブの一つで、依然として動向を追っているようだ。
果たして、香川の新天地はどこになるのか。各クラブからの関心も増えていくかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)