元英代表の長身FWクラウチ、現役引退を発表 23年のキャリアに幕「完璧な夢が叶った」

現役引退を発表したFWクラウチ【写真:Getty Images】
現役引退を発表したFWクラウチ【写真:Getty Images】

身長201センチの長身ストライカー、自身の公式SNSで発表

 元イングランド代表の長身FWピーター・クラウチが12日、現役引退を発表し、23年間に及ぶキャリアに幕を閉じた。

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 38歳のクラウチは1998年にトットナムでプロデビュー。その後はレンタル移籍などを繰り返したが、2004年に加入したサウサンプトン時代にブレークした。05年から強豪リバプールに移籍。その後、古巣トットナムやストークで活躍を続けた。今年1月にはバーンリーへ期限付き移籍し、6試合に出場。プレミアリーグ最終節のアーセナル戦(1-3)が現役ラストマッチとなった。

 身長201センチの長身ながら、足もとの技術にも長け、アクロバティックなボレーシュートなども得意としたクラウチ。17年にはプレミア通算100得点も記録して、リーグの歴史に名を刻んだ。

 38歳のベテランは自身の公式ツイッターで、「熟考を重ねた結果、フットボールから引退することを決めた」と現役引退を発表。「素晴らしい試合の数々が僕にすべてを与えてくれた。長い間僕を助けてくれたすべての人に感謝したい」とメッセージを綴った。

 クラウチはイングランド代表としても42キャップを刻み、2006年と10年のワールドカップ2大会に出場した。数々の輝かしい経歴についても「完璧な夢が叶った」と振り返った。歴戦の名ストライカーがまた1人、ピッチを去る。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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