グリーズマン、バルサ入りならファンは“味方”とレジェンドDF指摘 「寄り添ってくれる」
元スペイン代表DFプジョル、戦力的な観点からもグリーズマンの必要性を強調
バルセロナのレジェンドで元スペイン代表DFカルレス・プジョル氏は、移籍問題で揺れるフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンについて言及。「もし彼が来たならば、バルセロナのファンは彼に寄り添ってくれるだろう」と語り、チームに加入すればファンは味方になってくれるはずだと見解を示した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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バルセロナの元キャプテンであるプジョル氏は、今でも抜群の人気を誇る。下部組織出身で生涯バルセロナを貫き、数多くのタイトルをチームにもたらした。キャプテンマークを着け、闘志あふれるプレーで観客を魅了した男は、クラブのレジェンドとして今も語り継がれている。
プジョル氏は今回、クラブの過去の著名な選手たちとともにチャリティーイベントに参加。古巣がアトレチコ・マドリード退団を表明しているグリーズマンと契約する可能性について問われ、自身の見解を明かしている。
「もし彼がバルサに来ることになれば、ファンはバルセロナの全てのプレイヤーと同じように寄り添ってくれるだろう。そのためには、まず彼が来るという決断をしなければならないけどね」
グリーズマンは昨夏にもバルセロナ移籍が取り沙汰されたものの、結局は残留。昨季の対戦時にはバルセロナのサポーターから指笛の嵐を浴びる事態となったが、クラブを昔から知るプジョル氏は、グリーズマンに“ファンの反応”を心配する必要はないと伝えたいようだ。さらに次のように続け、戦力的な観点からも必要性を強調した。
「素晴らしい選手同士はうまくプレーできるものだが、(チームとして)バランスを見出す必要はあるだろう。シーズンは非常に長く、怪我もあるし、多くの大会がある。だからこそ、より良い陣容を整えることができれば、良い結果も自ずと近づくはずだ」
クラブレジェンドもバルサ入りを熱望するグリーズマン。さまざまな人物がその去就に意見を述べる騒動に発展しつつあるなか、どのような結末を迎えるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)