神戸ビジャ、“ダブルタッチ弾”の反響拡大 「絶対的なクオリティーを失っていない」

ヴィッセル神戸の元スペイン代表FWダビド・ビジャ【写真:Getty Images】
ヴィッセル神戸の元スペイン代表FWダビド・ビジャ【写真:Getty Images】

6日の清水戦、1点ビハインドで迎えた前半29分に神戸FWビジャが圧巻スキルから同点弾

 ヴィッセル神戸の元スペイン代表FWダビド・ビジャは、6日のJ1リーグ第18節清水エスパルス戦(1-2)で3試合連続ゴールをマーク。得点ランキングでもトップに躍り出たなか、華麗な“ダブルタッチ弾”に対して「絶対的なクオリティーを失っていない」「巧妙」と反響が拡大している。

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 ビジャは清水戦でブラジル人FWウェリントンとともに2トップを形成。一進一退の攻防を繰り広げるなかで迎えた前半26分、FW北川航也に先制ゴールを許したが、直後の同29分にスペイン人ストライカーが観る者を魅了した。

 神戸FW古橋亨梧が敵陣の浅い位置から相手ゴール前へロングボールを供給。前線に走り込んだビジャが反応し、相手DFファン・ソッコと競り合いながらも巧みに体を入れてトラップし、そのままエリア内で飛び出した。清水GK西部洋平が飛び出して1対1を迎えたなか、ビジャが右足で内側にタッチしてかわした次の瞬間、矢継ぎ早に左足でキック。一瞬のダブルタッチで、GKをかわしながらシュートという圧巻のスキルでゴールを陥れた。

 試合は後半23分、清水FWドウグラスに決勝弾を決められて神戸が1-2と敗れたものの、ビジャの一撃の反響は拡大している。

 イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」は、「ビジャが日本で再び得点!」と見出しを打ち、「往年の絶対的なクオリティーを失っていないことを証明」と称賛。英メディア「Football365」も、「ゴールの前に巧妙なダブルタッチを披露」と高い技術にフォーカスしている。

 直近3試合で4ゴールを荒稼ぎし、計10ゴールで得点ランキング1位に浮上したビジャ。トルステン・フィンク新監督を迎えた神戸にとって、37歳のストライカーの爆発は好材料だろう。

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