名古屋戦でチームを勝利に導く　第4子誕生を祝福され、日本語で感謝の言葉も

　ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは30日、J1第17節名古屋グランパス戦（5-3）で先発フル出場し、2ゴールを決めて勝利に貢献した。J1リーグは折り返し地点を迎え、イニエスタは「この調子で成長してどんどん順位を上げていきたい」と後半戦に向けての意気込みを語った。

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　イニエスタは15日の第15節FC東京戦（1-0）で決勝点をマーク。その後、第4子の誕生に合わせてスペインへ一時帰国していた。長距離移動を挟んでの2試合ぶりのピッチだったが、フル出場で躍動した。

　1-1で迎えた後半18分、GKが弾いたこぼれ球を拾うと、狙いすましたシュートをゴール左隅に沈め、チームメートとともにゆりかごダンスで喜びを表現した。再び同点とされた迎えた同23分にはスルーパスでチャンスを作り、MF郷家友太のPK奪取を導くと、このPKを自ら決めている。

　イニエスタは試合後、「本当に難しい試合。相手も素晴らしいチームだった」と熱戦の勝利を振り返った。第4子誕生を祝福されると、日本語で「アリガトウゴザイマス」と応じて笑顔も見せた。

　J1はこれでちょうど日程の半分が終わり、これから後半戦を迎える。イニエスタは「チームとしてはいい流れ。勝つのは難しいことですが、この調子で成長してどんどん順位を上げていきたい」と意気込んでいた。

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