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アーセナル、中村俊輔に憧れるセルティックDFにオファーも… 金額不足で“門前払い”に
スコットランド代表DFティアニー、約20億のオファーはクラブが拒否
アーセナルは今夏の移籍市場でセルティックのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーの獲得を目指しているようだが、1500万ポンド(約20億円)のオファーは門前払いとなったようだ。セルティックを率いるニール・レノン監督は「彼らのオファーよりはもっと高額だ」とクラブの星に対するアーセナルの接触を一蹴した。英紙「テレグラフ」が報じている。
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22歳のティアニーはセルティックとスコットランド代表で中心選手としてプレーする左サイドバック。かつて下部組織でプレーしていた少年時代に、練習に飛び入り参加した元日本代表MF中村俊輔(ジュビロ磐田)から、その日で最も良いパフォーマンスを見せたとして自分の履いていたスパイクをプレゼントされたこともあり、中村に憧れている選手としても知られる。
そんな逸材に接触を図ってるのが守備陣強化に動くアーセナルだ。今夏の獲得を目指し、1500万ポンドでオファーしたが、セルティックの要求額は2500万ポンド(約34億円)。両者の思惑には大きなギャップが生じている。
中村と現役時代にチームメートで、現在セルティックを率いるレノン監督は「アーセナルは我々が選手(ティアニー)をどれほど評価しているかを知ることになる。彼は長期契約を結んでいて、貴重な存在なんだ。彼を売りたくはない」と放出に反対の意志を明らかにしている。「我々が(放出の)決定を下すとしても、彼らが最初に送ってきたオファーよりは高額なものになるだろう」とアーセナルの条件が不十分であることを強調していた。
記事では、現実的に2000万ポンド(約27億円)程度での合意に至る可能性はあるとされているが、アーセナルのオファーとはまだ開きがある。守備の強化が急務とされるアーセナルは、再オファーでターゲットの獲得を実現することはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)