冨安健洋、セリエAボローニャ移籍秒読み 28日に現地でメディカルチェックと伊紙報道
移籍金は約9億 メディカルチェック後には15日の休暇が与えられる予定
日本代表DFに冨安健洋(シント=トロイデン)のセリエAボローニャ移籍が、ついに大詰めを迎えているようだ。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は28日、冨安がメディカルチェックのためにボローニャを訪れると伝えている。
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シント=トロイデンで成長を遂げ、コパ・アメリカ(南米選手権)にも日本代表の一員として参戦した冨安。ボローニャ移籍が確実視されていたが、「コリエレ・デロ・スポルト」によると正式契約が近づいており、28日中にはメディカルチェックを受けることになるという。同紙は移籍金を700万ユーロ(約9億円)として、次のように報じている。
「テクニカルディレクターのワルテル・サバティーニが連れてきた若き日本人DFは、空港に到着してすぐに新たな職場であるカステルデボレ(ボローニャのクラブハウス)に行くことだろう。メディカルチェックを終えれば、トミヤスは15日間の休暇のためにボローニャを後にする。コパ・アメリカ参戦の影響で、短い休暇となったことを考慮してのことだ」
また、「コリエレ・デロ・スポルト」はボローニャが21歳のアルゼンチン人MFニコラス・ドミンゲス(ベレス・サルスフィエルド)の獲得にも動いており、外国人枠を空ける必要があることも指摘。冨安とドミンゲスを迎え入れるため、ガーナ代表MFゴッドフレッド・ドンサーとアルゼンチン人DFネウエン・パスの放出が決定的になっていることも報じた。
2018年1月にアビスパ福岡からシント=トロイデンへ移籍し、2018-19シーズンはリーグ戦27試合に出場した冨安。日本代表としても実績を積み上げる20歳は、セリエA挑戦が次のステップとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)