エクアドル代表「最新推定市場価格」 香川の元同僚MFを抑えて1位に輝いた選手は?

日本代表がグループリーグ最終節で対戦するエクアドル代表【写真:Getty Images】
日本代表がグループリーグ最終節で対戦するエクアドル代表【写真:Getty Images】

1位は24歳DFラミレス 攻撃の要A・バレンシアが2位、1億円超は計17人に上る

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間24日(20時・日本時間25日8時/エスタディオ・ミネイロン)にコパ・アメリカ(南米選手権)のグループリーグ第3戦でエクアドルと対戦する。主軸は今季までプレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドに所属していたMFアントニオ・バレンシア。欧州でプレーする選手は少ないが、身体能力の高さは折り紙付きだ。

 ドイツ情報サイト「transfermarkt」は、選手の年齢や過去の実績などを踏まえた移籍マーケットでの推定金額で、その選手の価値を測る指標となる「推定市場価格」を独自に算出。若い有望株は伸びしろも含めて価格が上がり、実力者でも一定の年齢を超えると価格は下降傾向といって差し支えないだろう。

 24日に日本と対戦するエクアドルは、これまでのチリ、ウルグアイとは異なり、10億円の大台を突破している選手はいない。最もネームバリューがあるのがA・バレンシアだ。クラブシーンでは2009年からマンチェスター・Uで10年間プレー。今季限りでの退団が決まったが、プレミアリーグ優勝2回を経験し、日本代表MF香川真司(ベジクタシュ)とも同僚だった。500万ユーロ(6億1200万円)は、33歳という年齢もあってチーム内2位となっている。

 A・バレンシアを抑えて1位に立つのが、ロシア1部クラスノダールでプレーする24歳のMFクリスティアン・ラミレス。2013年に19歳でA代表デビューし、今大会では第2戦のチリ戦に左サイドバックとして出場している。

 “もう1人のバレンシア”であるFWエネル・バレンシア(ティグレス)が450万ユーロ(5億5100万円)で3位、MFレナト・イバーラ(クラブ・アメリカ)が350万ユーロ(4億2900万円)で4位にランクイン。メキシコのサントス・ラグナに所属するFWアイルトン・プレシアード、ブラジルの名門サンパウロでプレーするDFロベルト・アルボレダが250万ユーロ(3億600万円)で5位タイに並んだ。

 1億円超えは17人。全23人の中で最も安価となったのは、2018年11月にA代表デビューを飾ったばかりの27歳DFベデル・カイセド(バルセロナSC)で60万ユーロ(7300万円)だった。

 推定市場価格の総額は4427.5万ユーロ(約54億2400万円)と日本をわずかに上回る程度だが、南米チームの意地を懸けて森保ジャパンから今大会初勝利を奪いに行く。

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