マンUの英雄、チェルシー次期監督に元同僚を“推薦” 「グアルディオラになれる」
マンUの英雄ファーディナンド氏は、チェルシーの次期監督候補にランパード氏を“支持”
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドで元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督がユベントスの監督就任に近付くなか、チェルシーの次期指揮官として現ダービーの監督であるフランク・ランパード氏を推薦。「ランパードはチェルシーの(ジョゼップ・)グアルディオラになることができる」と支持している。英紙「デイリー・メール」や衛星放送「FOXスポーツ」などが報じた。
今季のチェルシーは新たに指揮官に就任したサッリ監督の下、UEFAヨーロッパリーグを制覇。またプレミアリーグで3位になるなど、好成績を収めることができた。しかし、クラブとサッリ監督の間に溝があるとされ、今夏にサッリ監督がセリエA王者であるユベントスと3年契約を結ぶ準備ができているとされている。
そうなると、問題となるのがチェルシーの次期監督である。そうしたなか、監督候補の本命に挙げられているのが、チェルシーのレジェンドで現在イングランド2部のダービーを率いるランパード監督だ。かつてイングランド代表のチームメートとして共闘したことのあるファーディナンド氏は、2008年にグアルディオラ監督がバルセロナに就任した時のようになることができると主張した。
「彼は完璧な選択だ。人々は経験がなんだと話しているが、ペップがバルセロナの監督を務めた時にどんな経験をしていたのだろうか。彼はクラブの若い選手たちをトレーニングしていただけだ。フランクはクラブを知っているし、選手たちも知っている。そして選手たちは彼を尊敬しているだろう。彼はメディアの前で、特定の方法で彼自身を上手く見せることができる。クラブでも、シーズンのうちに物事を変えることができるんだ」
最後には「クラブとすれば、彼らは何かを変えたいと思うだろう。もし変えたいのならば、フランク以外にいないと思うね」と強調したファーディナンド氏。大きな期待を受けるランパード監督は、チェルシーへの帰還を果たすことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)