5戦連続途中出場で不発のミラン本田に伊メディアが屈辱の酷評 「誰か彼を見かけた?」

スコアレスドローのアタランタ戦でチーム最低タイの5点の低評価

 ACミラン所属の日本代表FW本田圭佑は7日のアタランタ戦で7試合連続のベンチスタートとなった。後半27分から途中出場したが、大きな見せ場を作ることはできなかった。試合後、ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」は選手の採点を特集。アディショナルタイムを含めて20分近いの出番となった本田に対し、チームワーストタイの評価を厳しい評価を与えている。
 ホームで勝利が欲しいミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、0-0で迎えた後半27分に本田を投入した。4-4-2システムの左サイドハーフに入った本田だが、昨季までは右サイドのアタッカー、今季はトップ下と不慣れなポジションで、攻守に渡りボールに絡む機会が非常に少なかった。採点はチームでもワーストタイの5点。寸評には辛辣な言葉で背番号10のプレーを振り返っている。
「本田、5点。誰か彼のこと見かけた?」
 ピッチ上での存在感の無さを、一刀両断されてしまっている。この1週間では、アドリアーノ・ガリアーニCEOに移籍志願を却下されたと一斉に報じられ、指揮官が試合前日会見で「ミランにいることは義務ではない。満足していなければ、プロジェクトに納得できず、そして関与していると感じないなら、出て行けばいい」と応じ、慰留の意思を微塵も見せず無かった。ピッチ外ではミランの選手たちの中で最も存在感を示した一方で、ピッチ上では消えてしまった。
 攻撃陣には全体的に厳しい評価が並んだ。センターフォワードのカルロス・バッカ、右ウイングのアレッシオ・チェルチも本田と並びチームワーストの5点。ともに、アタランタの守備陣に封じ込まれたと評価された。

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