プレミア王者シティ、19歳の“C・ロナウド2世”に週給1400万円の5年契約をオファーか

ベンフィカのFWジョアン・フェリックス【写真:Getty Images】
ベンフィカのFWジョアン・フェリックス【写真:Getty Images】

今季大きく株をあげたジョアン・フェリックスに多くのビッグクラブが熱視線

 ベンフィカの新星FWジョアン・フェリックスは、今年4月のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝フランクフルト戦でハットトリックを決めるなど、今季目覚ましい躍進を遂げた。19歳の逸材に複数のビッグクラブが熱視線を送るなか、マンチェスター・シティが週給10万ポンド(約1400万円)、5年契約のオファーを提示したと報じられている。英紙「ザ・サン」が伝えた。

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 ジョアン・フェリックスは今季、ベンフィカのトップチームで待望のデビュー。リーグ戦26試合に出場してチーム3位の15ゴールを挙げ、優勝に貢献した。また、EL準々決勝フランクフルト戦の第1戦(4-2)では、大会史上最年少でハットトリックを達成して世界中の注目を集めている。

 ポルトガル紙「A BOLA」はポルトガルが生んだ大スターのFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)を引き合いに、「ロナウド以来、現在まで彼のような若くてエキサイティングな選手が現れたことはない」と称賛。“ネクスト・ロナウド”とも称される若き逸材に、多くのクラブが注視していると言われている。

 マンチェスター・ユナイテッドが新天地の最有力候補とされていたが、同じマンチェスターを拠点にするプレミア2連覇の王者シティが2600万ポンド(約35億8000万円)のオファーを提示したようだ。

 ベンフィカのルイス・フェリペ・ビエイラ会長は先日、「ジョアン・フェリックスの契約解除金は以前は6000万(約73億7000万円)ユーロだったが、2、3試合を終えた後に、我々はそれを1億2000万ユーロ(約147億円)に引き上げなければならないと思った」と述べ、フェリックスがクラブに残れるよう全力を尽くすとコメント。しかし、売る場合の唯一の方法は、来季に期限付きでクラブに戻ってくるということが条件と話していた。

 “ロナウド2世”と称賛される才能の争奪戦は、今後大きな動きを見せるかもしれない。

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