逃した魚は大きかった!? ミラン退団後に活躍した選手を英メディアが紹介

開花しなかったユース育ちのオーバメヤン

 若くしてビッグクラブ移籍を勝ち取った才能も、そのすべてが将来を約束されるわけではない。成功できずにクラブを去っていく者、定位置を争い切磋琢磨を続ける者など、その境遇は様々あるが、後に移籍したクラブで才能を開花させた例もある。

 セリエAの名門ACミランは、世界有数のメガクラブとして知られ、これまでに数々の才能あるタレントを獲得してきたクラブの一つだ。当然、中にはミランで大成できず、新天地を求めた選手もいる。英サッカー情報サイト「Squawka」は、過去にミランに在籍したタレントの中で「ミランが手放すには早すぎた選手たち」と題して特集。ミラン退団後に名を馳せた選手を紹介している。

 その中で、今最も旬な選手なのが、ドルトムントのFWピエール=エメリク・オーバメヤンだろう。今季、ブンデスリーガで開幕8試合連続ゴールの新記録を樹立するなど得点を量産するこの韋駄天ストライカーは、将来を嘱望され、2007年にミランユースに加入した。しかし、出番がないままフランスのクラブへレンタル移籍を繰り返した。12年にはサンテティエンヌへ完全移籍。そこでの最終年に19得点を挙げて大ブレイクし、13年にドルトムント移籍を果たした。ミランが彼を手放した際、受け取った移籍金はわずか100万ユーロ(約1億3000万円)。逃した魚は大きかった。

 ドルトムントではもう一人、センターバックのDFソクラティス・パパスタソプーロスもミランでのプレー経験を持つ一人だ。10年にジェノアから共同保有の形でミランへ移籍。しかし、当時はブラジル代表DFチアゴ・シウバや元イタリア代表アレッサンドロ・ネスタが君臨しており、出番は限られていた。結局1年でミラノの街に別れを告げたが、今季ドルトムントで安定した守備を見せるソクラティスの姿を見れば、近年守備の不安に悩まされるミランの首脳陣も頭を抱えているかもしれない。

 

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