岡崎慎司、英2部古豪に地元メディアが獲得推薦 「レスターのヒットマンを検討すべき」
プレーオフ準決勝で敗退のリーズ、来季の改善ポイントはセンターFWと指摘
日本代表FW岡崎慎司はレスター退団が発表され、移籍先を模索する状況となった。英メディア「HITC」は「リーズは岡崎との契約チャンスをつかみ取らなければならない」と見出しを打ち、プレミア昇格を逃した古豪に獲得を推薦している。
岡崎は2015年にドイツのマインツからレスターへ加入。入団1年目の2015-16シーズンに、クラブ史上初となるプレミアリーグ制覇に大きく貢献した。「ミラクル・レスター」として世界中から注目を浴びたチームの一員として名を刻み、計4シーズンにわたってプレーしたが、今季はリーグ戦21試合に出場して0得点1アシストと、加入後初となるノーゴールでシーズンを終えた。
そんななか、英メディア「HITC」はストライカーとしてのプレーを望む岡崎の獲得を英2部チャンピオンシップのリーズに推薦した。マルセロ・ビエルサ監督率いるリーズは、プレミアリーグ昇格を懸けたプレーオフ準決勝で元イングランド代表MFフランク・ランパード監督が指揮を執るダービー・カウンティに0-1で敗れ、プレミアリーグへの望みを絶たれた。記事では、「ビエルサの良い仕事は評価されるべきだが、リーズは今季の経験から学び、来季に改善しなくてはならない」として、センターFWの改善をポイントに挙げているが、そこで名前が挙がったのが岡崎だ。
「リーズはレスターのヒットマン、岡崎の獲得を真剣に検討すべきだ。彼は今夏、フリートランスファーとなった。リーズファンが望むような大型補強ではないかもしれないが、そのハードワークと高いレベルでの実績は大きなプラスとなるだろう」
さらに「岡崎はチャンピオンシップのハードなコンタクトのなかでも戦える」とも記し、そのフィジカル面にも注目。変わり者ながら名将として知られるビエルサ監督の下、“即戦力”として重要な役割を果たすと予測している。
先日、レスターのブレンダン・ロジャーズ監督は「イタリアかスペイン」と岡崎の新天地候補に言及していたが、果たして岡崎は来季、どの国、どのクラブでプレーすることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)