“ル・マンの太陽”松井大輔のゴラッソ再脚光 海外ファン称賛「彼のゴールは忘れない」
マルセイユ酒井が日本人2人目の“フランス1部弾”でリーグ・アン公式がピックアップ
マルセイユの日本代表DF酒井宏樹は、現地時間18日のリーグ・アン第37節トゥールーズ戦(5-2)でフランス3年目にして初ゴールをマークした。日本人史上2人目となるリーグ・アンでの得点となったが、リーグ公式インスタグラムは“初代”の元日本代表MF松井大輔(横浜FC)に再脚光。ゴール集動画を公開すると、「彼のゴールは忘れない」「私のスーパーヒーロー」と海外ファンから改めて称賛の声が上がっている。
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松井は2004年、京都サンガF.C.からフランス2部リーグ・ドゥのル・マンへレンタル移籍。1部昇格圏の2位に導く活躍を見せ、“ル・マンの太陽”の異名を取った。その後、05-06シーズンは33試合3得点、06-07シーズンは27試合4得点、07-08シーズンは34試合5得点を挙げ、サンテティエンヌやグルノーブル、ロシアを経由して11-12シーズンにはディジョンでもプレー。フランス1部のリーグ・アンでは通算148試合17得点の成績を残した。
18日のトゥールーズ戦で、現在フランスのマルセイユでプレーする酒井がリーグ・アン初ゴールを挙げたが、リーグ公式インスタグラムは「リーグ・アンの日本人ファンは、先週末の酒井宏樹のゴールを評価しなければならない。ル・マンで松井大輔が栄光を残した後、マルセイユの選手がフランスリーグで得点した2番目の選手になった」と酒井を評価。そして、“日本人選手第1号”として名を刻む松井のゴール集動画を公開した。
映像では、05-06シーズン第12節ストラスブール戦のミドルシュートによる初ゴールを含め、鮮やかなヒール弾や豪快ボレーシュート、グラウンダーのミドル弾を収録。最後は日本人らしくお辞儀を決めたパフォーマンスで締めくくられている。
投稿のコメント欄には、「私のスーパーヒーロー」「あなたを愛している」「彼のゴールは忘れない」とフランスを去って8年が経過した“ル・マンの太陽”への称賛が並んだ。
今季は酒井、トゥールーズの日本代表DF昌子源、ストラスブールの元日本代表GK川島永嗣と3人の日本人選手がリーグ・アンでプレーしているが、今後松井を超えるゴールを決める選手は現れるだろうか。