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疑惑の判定? ベジクタシュ香川、決勝弾を許すボールロストに地元着目「物議を醸す」
同点弾を決めた後、相手MFヤズジュにボールを奪われて決勝ゴールを許したが…
日本代表MF香川真司の所属するベジクタシュは現地時間18日、アウェーでの第33節でトラブゾンスポルに1-2で敗れ、リーグ優勝の可能性が消滅した。香川は後半開始から出場して一時は同点となるゴールを挙げたが、地元メディアは逆転ゴールを許すことになった香川のボールロストの瞬間に熱視線を送っている。
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ベジクタシュは逆転優勝のために勝利が必須のトラブゾンスポル戦で、低調な内容の前半を過ごす。するとシェノル・ギュネシュ監督は後半開始から香川を投入。後半8分に失点したものの、同29分にセルビア代表MFアデム・リャイッチとの連係から香川が今季4点目となる同点弾を叩き込んだ。
しかし、歓喜も束の間だった。後半32分、敵陣でカナダ代表MFアティバ・ハッチンソンが香川に横パス。香川は中央に流れながら受けようとしたが、トラブゾンスポルのトルコ代表MFユスフ・ヤズジュに奪われ、カウンターを受けてヤズジュに決勝弾を献上した。結果的に、優勝の可能性が消滅するプレーとなってしまったが、トルコ紙「Haber7」は「トラブゾンスポルの物議を醸すゴール」と見出しを打って取り上げている。
カットを狙ったヤズジュの左足が、香川の左膝付近に当たって香川は転倒。しかし、ファウル判定はなく、こぼれ球を拾ったトラブゾンスポルの元コロンビア代表FWウーゴ・ロダジェガがドリブルで持ち込み、MFアブデュルカディル・パルマクを経由してヤズジュが鮮やかなミドルシュートを突き刺した。
「ベジクタシュのMFシンジ・カガワは相手のチャージでピッチに倒され、ファウルを待った。しかし、フィラット・アイドゥナス(主審)はプレー続行を決断。トラブゾンスポルのボールは最終的にユスフ・ヤズジュに渡った」
記事ではこのように描写し、SNS上ではベジクタシュファンが香川が倒された際のプレーに関する反響が拡大していると伝えている。今季4ゴール目と優勝の可能性が消滅するきっかけを作ってしまったボールロスト。香川にとっては天国と地獄を同時に味わうような一戦となってしまった。