アトレティコ退団のグリーズマン、最終節でサポーターから痛烈チャント 「出ていけ!」
ゴディンら主力のチーム退団が決まるなか、サポーターがグリーズマンを狙い撃ちか
アトレティコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは現地時間18日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ最終節レバンテ戦(2-2)に先発出場し、アトレティコでのラストゲームに臨んだ。しかし、試合前にはアトレティコサポーターからヤジを浴びる一幕があったと英公共放送「BBC」が伝えている。
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2位が確定しているアトレティコは敵地レバンテへと乗り込んだ。試合は前半のうちにレバンテに2ゴールを許す展開となったなかで、フラストレーションを溜めたサポーターからグリーズマンに対して、こんなチャントが挙がったという。
「出てけ! 出てけ! 出てけ!」
これは今夏の移籍市場でアトレティコの主力が軒並み去っていくことが遠因となっている。グリーズマンはすでにクラブの公式ツイッターで退団を明言。また守備の柱として長年経験したウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンもクラブを去る。またMFロドリゴ、DFフアンフラン、DFフィリペ・ルイスといった各国代表クラスのメンバーもそれに続くとみられており、その矛先の筆頭としてグリーズマンが“狙い撃ち”されたようだ。
試合後、アトレティコを強豪に仕立て上げたディエゴ・シメオネ監督は以下のように話している。
「彼らの得た一番大きな財産は獲得したタイトルではない。彼らがクラブにコミットメントしてくれたこと、リスペクトしてくれたことだ。俺はアイツらを本当に愛しているよ」
闘将はこれまで自らが率いるチームに最大限の力を費やしてくれたことを感謝している。ただしそれをファンが受け入れるのには、まだ少し時間がかかりそうだ。
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