プレミア優勝争いを「完璧に総括」した陸上レースに英メディア脚光 「爆笑ものの再現」

今季はシティとリバプールが熾烈な優勝争いを繰り広げた【写真:Getty Images】
今季はシティとリバプールが熾烈な優勝争いを繰り広げた【写真:Getty Images】

シティとリバプールが歴史的な一騎打ちを演じた今季のプレミアリーグ

 マンチェスター・シティは現地時間12日、プレミアリーグ最終節でブライトンと対戦し、敵地で4-1と勝利。勝ち点を「98」に伸ばし、リーグ連覇を達成した。2位リバプールも1ポイント差の勝ち点「97」まで追い上げ、歴代最高の優勝争いを演じた。英メディア「GIVE ME SPORT」は公式インスタグラムで、今季の壮絶な一騎打ちを総括したような陸上レースの動画を公開している。

 シティとリバプールは今季前例にない熾烈な優勝争いを展開。シティは歴代2位の勝ち点となる 「98」、リバプールは歴代3位の勝ち点「97」で両チーム併せて「195」と過去最高のタイトルレースとなったことを数字が物語っている。一方、3位のチェルシーは勝ち点「72」と、2位と「25」もの差が開いており、上位2チームが他の追随を許さぬ突出した存在であったことが目に見える結果となった。

 同メディアは、男子400メートル障害競争で優勝したインフィニット・タッカー選手がゴール直前に飛び込みを披露したことで現在話題を呼んでいる決勝のレースの動画を加工し、選手たちの顔をクラブのエンブレムにすり替えて公式インスタグラムで投稿。「プレミア優勝争いを完璧に総括したレース」と文章を添え、動画を公開している。

 レース途中まで“ビッグ6”と呼ばれるチェルシー、トットナム、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド役の選手たちが食い下がるも、ラストスパートでは上位2チーム担当の選手が他のライバルたちを置き去りとする走りを見せ、ゴール直前まで完全に横並びだったものの、シティ役を担ったタッカー選手が体を投げ出すジャンプを見せて紙一重の接戦を制した。

 コメント欄では「爆笑ものの再現だ」「なんて面白いんだ!」「正確無比だ」「非常に分かりやすい」とファンからも反響が寄せられていた。脚光が当てられた陸上レースのように、今季のプレミアはまさに紙一重の激戦となったことは間違いない。

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