マンU、ポグバ放出に212億円を要求 レアルから2人の“交換要員”示されるも興味なし?

ユナイテッドMFポグバ【写真:Getty Images】
ユナイテッドMFポグバ【写真:Getty Images】

減額希望のレアル、クロースかベイルを交換要員に挙げるもマンU側が難色と英紙報道

 レアル・マドリードは第2次ジネディーヌ・ジダン政権の下、逆襲の新シーズンに向けて多くのビッグネーム獲得の噂が立っている。その1人が、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバだ。英紙「インディペンデント」によると、レアルのフロントはポグバの獲得に向けてユナイテッド側との交渉を開始したが、交換要員として目論んでいるウェールズ代表FWギャレス・ベイル、ドイツ代表MFトニ・クロースについては難色を示されているようだ。

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 同紙によると、ユナイテッドがレアルに対して要求している移籍金は、1億5000万ポンド(約212億円)。ドイツの移籍専門サイト「transfermarkt」では市場価値が9000万ユーロ(約111億円)に設定されていることを踏まえれば、割高と見ているようだ。なおかつ移籍金だけでなくポグバは待遇面のアップを求めており、現時点での週給50万ポンド(約7000万円)を上回る額を提示しなければならなさそうな点も障壁となる。

 この支出を少しでも抑えたいと考えるレアルにとって、1つの案として考えているのは「ベイルもしくはクロース+移籍金」というパターンだった。構想外とされているベイルにとどまらず、クロアチア代表MFルカ・モドリッチやブラジル代表MFカゼミーロらと中盤ユニットを結成し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げる土台となったクロースの放出も辞さず、という構えを見せた。

 しかしユナイテッド側は2人に対しての興味を持っていない模様で、交渉は難航しそうだ。ポグバの意思としては同胞のジダン監督の下でプレーしたいとの意思を持っているが、ユナイテッドの提示した条件をレアルがクリアできるのか。今夏の移籍市場のビッグディールが成立するかは、そこが焦点となりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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