ベジクタシュが逆転優勝に望み 途中出場の香川は終了間際に決定機もゴールならず

ベジクタシュMF香川真司【写真:Getty Images】
ベジクタシュMF香川真司【写真:Getty Images】

前半オウンゴールで同点に追いつかれるも、後半9分にクアレスマが鮮やかな決勝弾

 ベジクタシュは現地時間13日、ホームでのリーグ第32節でアランヤスポルと対戦。ベンチスタートの日本代表MF香川真司は勝ち越した後半途中に投入されたが、2-1と勝利したなかで見せ場を作れずに終わった。

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 ベジクタシュは前半4分、いきなりピンチを迎える。ペナルティーエリア外でアランヤスポルにFKを与えると、鋭いシュートをGKロリス・カリウスがわずかに触ってポストを直撃。こぼれ球を元イングランド代表DFスティーブン・コーカーに流し込まれてネットを揺らされたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の助言でオフサイド判定によってゴールが取り消され、命拾いした。

 前半11分、ベジクタシュはトルコ代表FWブラク・ユルマズからトルコ代表FWギュベン・ヤルチュンを経由し、右サイドから中央へ折り返す。相手DFに当たったボールを、セルビア代表FWアデム・リャイッチが押し込み、今季9点目を挙げてベジクタシュが先制する。

 前半28分には、スルーパスに抜け出したユルマズが左45度からシュートを放つも枠を捉えられず。すると、前半終了間際、献上したセットプレーから、ニアの混戦で流れたボールがトルコ代表DFジャネル・エルキンに当たり、オウンゴールで同点に追いつかれて試合を折り返した。

 ホームのベジクタシュは後半9分、ポルトガル代表MFリカルド・クアレスマが右サイドからカットイン。ペナルティーエリア外から左足を一閃し、強烈な一撃を突き刺して勝ち越しに成功した。

 香川は後半23分に1枚目のカードとしてヤルチュンに代わって投入され、トップ下でプレー。攻撃を落ち着かせるなかでリャイッチとのパス交換はあったが、アランヤスポルに押し込まれて思うようにボールを持てず。後半41分にはカウンターから虚をついてロングシュートを選択したが、GK正面に飛んでしまった。アディショナルタイムにもカウンターからゴール前で決定機を迎えたが、枠内にシュートを飛ばせなかった。

 チームはそのまま2-1で逃げ切り、勝ち点を「62」に伸ばした。首位ガラタサライ、2位イスタンブール・バシャクシェヒルとの勝ち点差は「4」で残り2試合を迎える。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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