モウリーニョ、好敵手ペップの功績称賛 「CLの勝者にふさわしくないとは誰も言えない」
ライバル関係を築いてきたシティ監督に対し、「史上最高の監督の1人」と敬意を示す
マンチェスター・シティはプレミアリーグでリバプールと熾烈な首位争いを繰り広げ、優勝に王手をかけている。しかし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では準々決勝で敗れ、今季もCLのタイトルを獲得できなかったジョゼップ・グアルディオラ監督だが、マンチェスター・ユナイテッド前監督のジョゼ・モウリーニョ氏は、「シティがCLで優勝するのにふさわしくないとは誰も言わない」と、長年のライバルの功績を称賛している。英紙「エキスプレス」が、衛星放送「ビーイン・スポーツ」の放送内容を引用して報じている。
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今季のマンチェスター・シティは12日に行われる最終節を残して、2位リバプールに勝ち点差1をつけて首位に立ち、プレミアリーグ制覇に王手をかけている。国内カップ戦はリーグカップ、FAカップを制覇。国内三冠も目前に控えている。しかし、ヨーロッパを舞台としたCLでは、準々決勝でトットナムと対戦。2戦合計スコア4-4としたが、アウェーゴールの差に泣き、敗退を喫してしまった。
2年連続でCL8強敗退となったグアルディオラ監督に対し、スペインやイングランドと舞台を変えて長年にわたりライバル関係を築いてきたモウリーニョ氏が言及。「ビーイン・スポーツ」の解説者として出演した際に、「グアルディオラについて話す時に、現代における最高の監督の1人として話してはいけない。史上最高の監督の1人として話すべきだろう」と、ライバルに対して最大限の敬意を払ったコメントを残している。
「彼はバルセロナでCLを2回も制した。バイエルンやマンチェスター・シティでは達成できていない。しかし、マンチェスター・シティがCLの勝者にふさわしくないとは誰も言えないだろう」
グアルディオラ監督がシティでCLを制覇してもなんの不思議もないと語ったモウリーニョ氏は、それが実現するのも「時間の問題だと思う」と主張した。来季のシティは、悲願のCL制覇を達成できるのか。さらにライバルのモウリーニョ氏が、どのチームでグアルディオラ監督の前に立ちはだかるかにも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)