鹿島、ACLジョホールFC戦は0-0で後半へ 慶南敗戦により引き分け以上で2位以内確定

鹿島MF安部裕葵【写真:荒川祐史】
鹿島MF安部裕葵【写真:荒川祐史】

相手のシュート精度の低さに助けられ、スコアレスで前半を折り返す

 アジア連覇を狙う鹿島アントラーズは、8日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第5節でマレーシアに乗り込んでジョホール・ダルル・タクジムと対戦。東南アジアらしい湿度の高さを感じさせる環境のなか、両者とも前半に先制点を奪えず、0-0でハーフタイムを迎えた。

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 鹿島は試合前の時点で勝ち点7の2位で試合を迎えた。一方のジョホールは勝ち点1の4位で、2連勝したうえで他会場の結果により鹿島と勝ち点が並んだ時に直接対決の成績で上回る1-0、もしくは2点差以上の勝利が必要な条件でスタートした。

 先に決定機を迎えたのは鹿島だった。前半14分、MFレオ・シルバがペナルティーエリア内まで切り込んで左足シュートを放ったが、惜しくもGKにセーブされ、こぼれ球を狙ったFWセルジーニョのシュートも枠を捉えられなかった。

 鹿島はゴール前に進出する場面がある一方で、相手ボール時にはファーストプレスの役割がハマらずに自陣深くまで進出されてしまう場面も多発した。セットプレーも多く与えてしまい、ゴール正面のエリアでフリーにしてシュートを打たせてしまうシーンもあったが、相手のシュート精度の低さに助けられた。

 ややオープンになった試合展開のなかで、両者は先制点を挙げられずにスコアレスで前半を終了した。

 その間に終了した同組のもう1試合では山東魯能(中国)が慶南FC(韓国)に2-1で勝利し、山東が勝ち点11、慶南が同5となった。鹿島と慶南の直接対決は1勝1敗だがアウェーゴール数で鹿島が上回っているため、後半の鹿島は引き分け以上でグループの2位以内を決められる状況を手にした。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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