リバプールに緊急事態 ファン・ダイクがバルサ戦欠場か「すでに危機一髪のなか…」
サラー、フィルミーノに続き、守備の要も足の問題で別メニュー調整と英紙報道
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で逆転での決勝進出を目指すリバプールに、負傷者続出の緊急事態だ。エジプト代表FWモハメド・サラー、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノに加え、新たにオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが現地時間7日のバルセロナ戦を欠場する可能性が浮上している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
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攻守の要を欠いての大一番となってしまうのか。CL準決勝は第2戦が7日にリバプールの本拠地アンフィールドで行われる。第1戦はバルセロナが3-0で圧勝しており、リバプールは2年連続決勝進出のために4得点が必要な状況となっている。
しかし、前線の要であるフィルミーノと昨季のプレミアリーグ得点王サラーは負傷でこの試合を欠場する見込み。大量得点が欠かせない一戦で、アタッカー陣は質、量ともに不安が残る。
そしてさらに、ディフェンスリーダーのファン・ダイクも欠場の可能性が浮上している。レポートによれば、6日の前日練習に参加せず、個別での調整に回っていたという。今季公式戦54試合でプレーしているオランダ代表DFは、ここ数週間足の問題に悩まされているという。
「リバプールのチャンピオンズリーグの望みはすでに危機一髪のなか、ファン・ダイクが欠場となればクロップにとって大打撃となる。オランダ人センターバックはレッズ最終ラインの岩壁として君臨し、最終盤を迎えたチャンピオンズリーグとプレミアリーグの両方でチームを助けてきた」
記事では、ファン・ダイクの重要性についてこう記している。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやウルグアイ代表FWルイス・スアレスを擁するバルセロナを相手に“プレミア最高のセンターバック”不在は、あまりに大きなハンデとなりそうだ。
リバプールはその他にもイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンや同MFアダム・ララーナ、ギニア代表MFナビ・ケイタらも戦線離脱中と限られた戦力での戦いを強いられそうだ。満身創痍で臨む準決勝第2戦で、大会史に残るような大逆転を引き起こせるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)