稲本潤一が英特集「元フランクフルトの8選手」に選出 「ゴールはなくとも高評価」
EL準決勝進出を記念して英メディアがドイツクラブを特集
現地時間2日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝第1戦で、元日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルト(ドイツ)はチェルシー(イングランド)と1-1で引き分けた。第2戦はロンドンで行われることもあり、英サッカー専門メディア「Squawka」が「フランクフルトでプレーしていたことが忘れられている8選手」を特集し、元日本代表MF稲本潤一らを紹介している。
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同メディアは「ブンデスリーガといってまず思い浮かぶのは、バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント、バイヤー・レバークーゼンといったクラブだろう。しかし、欧州のほかのトップリーグ同様、ドイツにも大志を抱き、興味深い歴史を持つチームは数多くある」とし、そのうちの一つがフランクフルトだと紹介した。「これまでヴァルトシュタディオンで輝いたトッププレーヤーは数多くいるが、そのうちの何人かにはあなたも驚くかもしれない」と、8選手をリストアップした。
現在J3のSC相模原に所属する稲本は、2007年から09年までフランクフルトに所属し、公式戦46試合に出場した。アーセナル、フルハム、ウェスト・ブロムウィッチ、カーディフとイングランドの複数クラブでプレーしてきた同選手について、「Squawka」は「フルハム時代、彼はインタートトカップのボローニャ戦でハットトリックを達成し、ちょっとしたカルトヒーローとなった。また、タフなタックルを仕掛け、非常に特別なゴールを決めることのできる選手として評判を得た」と、フルハムのファンにとって懐かしい思い出を綴った。
同メディアは「39歳となった今でもまだ現役の稲本だが、この日本人選手は10年前にアイントラハト・フランクフルトでプレーしていた。フランクフルトでの2シーズンでゴールはなかったが、地元ファンの間では高評価だった」と、フルハム時代に9ゴールをマークした稲本がドイツでもプレーしていたことに思いを馳せ、「今は母国に戻っている彼だが、現在所属するSC相模原で引退することになるだろう」と締めくくった。
同メディアはそのほか、かつてフランクフルトに所属したトッププレーヤーとして、元ナイジェリア代表MFジェイジェイ・オコチャ(1992~96年)、元ガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテング(現バルセロナ/2017~18年)らを挙げた。また、元オランダ代表MFジョナサン・デ・グズマンが2017年から所属していることにも注目。今季ブンデスリーガで3得点7アシストの同選手について「ドイツでの時間を楽しんでいるようだ」と述べている。
(FOOTBALL ZONE編集部)