「マンチーニ監督の信頼を回復」との声も

　また、イタリアのサッカー情報サイト「トゥットメルカート・ウェブ」でも同様に採点を公開し、こちらでも7点のDFミランダに次ぐチーム内で2位タイの評価を長友に与えている。
「長友、6.5点。今季初めてのスタメン出場だったが、ロベルト・マンチーニ監督の信頼を回復した。自身のサイドで優れたパフォーマンスを見せた」
　今夏の移籍市場でインテル退団が噂されたが、残留を決断していた長友。「FCインテルニュース」の記事でも言及されているように、第2節のカルピ戦で途中出場から痛恨のミスがあった後は、出場機会を失っていた。しかし、ここにきての初スタメンのチャンスで辛口なイタリアメディアをも納得させるパフォーマンスを見せて、フル出場という結果を残した。
　長友を含めて5人から6人が2つの席を争い、飽和状態と言われ続けている激戦区のサイドバック争い。この日のプレーで「長友健在」を大きくアピールできたに違いない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images