名将ペップ、優勝争い真っ只中のチームに“珍指令” 「ニュースを読んではいけない」
ユナイテッドとの“マンチェスター・ダービー”に勝利も優勝に向けて“集中”を要求
マンチェスター・シティは現地時間24日、延期となっていたプレミアリーグ第31節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、2-0で勝利を飾った。ポルトガル代表MFベルナルド・シウバのゴールなどでダービーマッチを制したなか、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「(ニュースを)読んではいけない。テレビのスイッチを入れたり、ラジオを聴いたりしないでくれ」と、タイトル争い真っ只中のチームに落ち着くよう説いた。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
リバプールと壮絶な優勝争いを繰り広げるシティは、延期分のユナイテッド戦に臨み、。後半9分に鋭い仕掛けから左足を振り抜いたベルナルド・シウバが先制点を奪うと、後半21分にはドイツ代表MFレロイ・サネがシュートを決めてリードを2点に広げた。試合は2-0のままタイムアップを迎え、シティが敵地でのマンチェスター・ダービーを制して首位に浮上した。
試合後、会見に現れたグアルディオラ監督は「今は落ち着く時間だ。(ニュースを)読んではいけない。テレビのスイッチを入れたり、ラジオを聞かないでほしい」とチームに冷静になるように強調した。
「私はリバプールが勝ち点を落とすことはないと思う。もし我々が勝ち点を落とした場合、彼らには勝つチャンスがある。だけど、それは我々の手の中にあるんだ。我々はここ11試合に勝利した。選手がこれまでに成し遂げたことは信じられないが、それでも我々にはするべき仕事がある。もしこの勝利が12月か1月に起こったならもっと祝いたいと思うよ。もっともっと喜ぶことができる。たぶん今夜、我々は喜ぶことはできるが、明日には終わっている。我々は集中しなければならないんだ」
リーグ戦は残り3試合。バーンリー、レスター、ブライトンと決して強敵との対戦ではないが、グアルディオラ監督率いるシティは優勝まで突き進めるだろうか。