長谷部の同僚FW、相手3人の包囲網を打破! 華麗な“脱出スキル”にEL公式が脚光
フランクフルトがホームで強さを発揮、ベンフィカを2-0で破り逆転で4強進出
フランクフルト(ドイツ)は現地時間18日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2戦でベンフィカ(ポルトガル)と対戦し、ホームで2-0と勝利。2戦合計スコア4-4のアウェーゴール差で準決勝進出を果たした。僅差での逆転突破を決めたフランクフルトだが、EL公式はこの日の最優秀スキルを決める「スキル・オブ・ザ・デイ」にクロアチア代表FWアンテ・レビッチが披露した“脱出スキル”を選出している。
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アウェーでの第1戦を2-4で落としていたフランクフルトは、前半36分にMFフィリップ・コスティッチが先制点を挙げると、後半22分にMFセバスティアン・ローデが追加点を奪う。守備では先発フル出場を果たした元日本代表MF長谷部誠がリベロとして3バックを統率して無失点勝利に貢献。合計スコアで並ぶも、アウェーゴール差で準決勝に駒を進めた。
欧州カップ戦で39年ぶりとなるベスト4進出を達成したフランクフルトだが、EL公式インスタグラムは「3人に囲まれたが、レビッチは足裏のボールコントロールとステップワークで脱出してみせた」との文章を添え、「スキル・オブ・ザ・デイ」として華麗なワンシーンを動画で公開。ペナルティーエリア手前までボールを運んだレビッチが相手3人に包囲されるも、上手く体を入れながら左足裏でボールを転がし細かなステップでスルリとかわすと、最後は体を投げ出して味方へとパスをつなげた。
データ分析会社「オプタ」公式ツイッターによると、フランクフルトは2006-07シーズン以来、欧州カップ戦のホームゲームで過去12試合を9勝3分と無敗を維持しており、圧倒的な強さを誇っている。長谷部の統率する守備の堅さにも定評があるフランクフルトだが、FWルカ・ヨビッチを筆頭とした攻撃陣の技術の高さにも注目が集まっている。
今大会のダークホースとなるなか、準決勝ではイングランドの強豪チェルシーと対戦。再びホームでの強さを発揮し、ファイナル進出を果たせるだろうか。