アザール、126億円でレアル移籍成立か 発表は「時間の問題」とスペイン紙報じる
かねてからジダン監督への憧れを公言するアザール、大筋での移籍交渉完了か
チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは、今季終了後の移籍市場でメガオファーと共に移籍する可能性が長らく指摘されているが、スペイン紙「マルカ」はすでにレアル・マドリードが大筋で交渉をまとめたと報じている。
アザールはかねてから、レアルの監督に復帰したジネディーヌ・ジダン監督への憧れを口にしていた。そして、「世界最高の選手は遅かれ早かれレアルに来ることになる」と発言するフロレンティーノ・ペレス会長もまた、アザールの獲得を推し進めてきたという。
レアルはチェルシーに対して移籍金1億ユーロ(約126億円)を支払うという。アザールの契約は2020年6月までであり、チェルシーはアザールの残留を求めつつ、移籍金の低下を防ぐために今季開幕前に契約延長オファーを提示していたが、アザールはこれを拒否していた。
同紙はレアルの正式発表を「時間の問題」と報じた。昨季までのエースだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがチームを去ったレアルは今季、リーグ戦の優勝が絶望的で、スペイン国王杯とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)もすでに敗退している。暗黒のシーズンとの呼び声もある厳しい時期となったが、その打開策としてベルギー代表のアタッカーに再建を託すことになったようだ。
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