「イニエスタが敵として再会」 バルセロナの日本上陸に海外も熱視線「例外的な措置」
バルセロナと神戸の対戦が決定 イニエスタは古巣対決が実現
バルセロナは今年7月、グローバルメインパートナーの楽天株式会社が主催する「Rakuten Cup」に参加することを発表した。2015年12月に行われたクラブワールドカップ以来となる約3年半ぶりの来日に、海外メディアも注目。昨季限りでバルセロナを退団し、ヴィッセル神戸に加入した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの“古巣対決”実現にも熱視線を送っている。
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17-18シーズンからバルセロナと楽天がスポンサー契約を締結したことを契機に両者の絆は強まり、それが一つの形となったのが昨夏のイニエスタの神戸加入だった。バルサの英雄が日本行きを決断したことで、Jリーグはスペインだけでなく世界各国から注目を浴びるようになった。
また今季から元スペイン代表FWダビド・ビジャ、“ブスケッツ2世”として下部組織時代から期待されていたMFセルジ・サンペールも加入し、神戸は着実に“バルサ化”を進めている最中にある。
バルセロナは来日決定を受け、クラブ公式ツイッターでエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表DFジェラール・ピケら複数人の選手たちが日本にメッセージを送る動画を公開。また、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「イニエスタにとって特別なものとなるだろう」と、“日本勢”の一員としてバルセロナと初対戦することに注目している。
さらに、スペイン紙「ラ・バンガルディア」も「イニエスタは敵としてバルサとの再会を果たす」と紹介すれば、海外メディア「Be Soccer」スペイン語版は「彼がクラブを去る時、バルセロナの対戦相手となるチームには移籍しないと確信していたが、今回は例外的な措置となるだろう」と指摘し、イニエスタにとっての“古巣対決”は特別な一戦になることを強調していた。
日本で行われるイニエスタとバルセロナの再会には、海外メディアも熱い視線を送っているようだ。