ベイルに「期待していない」 ジダン監督、来季へ最大20人の大刷新を贔屓紙が指摘
ベイルは放出有力な一方で、指揮官はGKナバスとDFヴァランの慰留を熱望
レアル・マドリードは今季のタイトル獲得の可能性がほぼ潰えている状況にあって、再就任したジネディーヌ・ジダン監督が来季に向けた現有戦力の見極めに入っている。贔屓紙である「マルカ」は、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルを筆頭に約20人もの入れ替えの可能性があると伝えている。
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現状でレアルは、来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のストレートインとなる3位以内がほぼ濃厚となっている。ジダン監督は勝ち点を辛抱強く積み重ねるなかでさまざまな選手を起用しているが、ジダン監督は「チームには変化が起こるだろう。それは明確なことだ」と話し、それは「革命」ではなく「進化」という方針で進めていくことを明言している。
そのなかで、注目が集まっている選手が3人いる。そのうちの1人がベイルだ。「最も重要」と位置付けられているアタッカーの処遇だが、ジダン監督の中では「来シーズンに向けて彼に対して期待していない」と、構想外であることを同紙は示唆している。
一方で、ジダン監督がレアル残留を望んでいる選手は2人いる。コスタリカ代表GKケイラー・ナバスとフランス代表DFラファエル・ヴァランは主力としての期待している存在だが、それぞれ現在の処遇を納得させたうえで残留させられるかが焦点となってくる。
補強ではベルギー代表MFエデン・アザール(チェルシー)やフランス代表MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)、アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(インテル)といった名前がリストに挙がっているとされる。ジダン監督としてはプレシーズン開幕前にチーム構成を固めたいとの意向があるが、それが現実になるかは難しいところだ。
大幅な入れ替えが予測されるなか、新生レアルはどのような顔ぶれになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)