「夢のクラブ」レアルへの移籍阻止!? マンUがポグバにキャプテン就任を要請へ
レアル行きに関心を示すポグバに、ユナイテッドが大役を準備か
「選手であれば、レアル・マドリードは誰もが夢見るクラブだろう」
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバが放ったこの一言は、その後、何度も注目を浴びることになった。現在、レアルはポグバをユナイテッドから引き抜くことを画策しているとされ、その報道のたびに、この発言がクローズアップされている。連日、レアルへの移籍が報じられるポグバだが、彼を引き留めたいユナイテッドは残留を決意させるために手を打つようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
ユナイテッドが、フランス代表の一員としてロシア・ワールドカップ(W杯)を制したMFに提示するのは、栄光のキャプテンマークだという。ポグバにキャプテンの重責を与えることで、いかにクラブが彼を重要だと考えているかを示す狙いだ。
すでにユナイテッドは、ポグバに対してレアルからオファーがあっても放出しないと伝えている。しかし、希望する移籍が叶わなければモチベーションが下がる危険性はある。それを避けるためにも、元イングランド代表MFブライアン・ロブソンや元アイルランド代表MFロイ・キーンも腕に巻いたキャプテンマークを託したいようだ。
現在のキャプテンであるエクアドル代表MFアントニオ・バレンシアは、今シーズン限りで契約満了を迎え、クラブを離れることになっている。また、33歳のイングランド代表DFアシュリー・ヤングはプレーに専念させる見込みだ。
ポグバをはじめ、スペイン代表GKダビド・デ・ヘア、イングランド代表DFクリス・スモーリングが、今季キャプテンマークを巻いた。だが、オレ・グンナー・スールシャール監督はキャプテンの固定化を考えており、新たなリーダーにポグバを立てるという。
レアルのジネディーヌ・ジダン監督が関心を公にしたことで気を良くしているというポグバ。だが、スールシャール監督はポグバと話し合いを持った際に、クラブの将来的なプランについてポグバが語ったとされる言葉に勇気づけられたという。キャプテンマークを預けることで、ユナイテッドへの忠誠を確かなものにしたいようだが、その計画は上手くいくだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)