EL史上最年少ハットの新鋭FW、移籍金253億円に上昇へ? ユーベの95億円オファー拒否

EL準々決勝第1戦のフランクフルト戦でハットトリックを達成したFWジョアン・フェリックス【写真:Getty Images】
EL準々決勝第1戦のフランクフルト戦でハットトリックを達成したFWジョアン・フェリックス【写真:Getty Images】

19歳FWジョアン・フェリックスの価値が急上昇 ベンフィカの現時点の設定額は152億円

 ポルトガルの名門ベンフィカに所属する19歳の新鋭FWジョアン・フェリックスは、現地時間12日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦のフランクフルト戦(4-2)で大会史上最年少ハットトリックを達成した。一気に注目を集めることになったFWに対して身分照会が激増。しかし、ベンフィカは7500万ユーロ(約95億円)のオファーに対して「ノー」と回答したようだ。ポルトガル紙「オ・ジョゴ」が報じている。

 ジョアン・フェリックスがフランクフルト戦で達成した19歳152日でのハットトリックは、EL史上最年少での記録となり一躍時の人となった。この活躍に多くのクラブが興味を示し始めたという。その動きのなか、先立ってオファーをしたのがユベントスで提示された移籍金は7500万ユーロだった。しかし、ベンフィカは1億2000万ユーロ(約152億円)に設定していて、そのオファーに対して「ノー」と回答し、即時に拒否の意思を示したと報じている。

 世間からの注目度が日に日に増しているジョアン・フェリックスの価値は、それに比例して上昇している。ベンフィカも十分に理解しており、若きタレントの移籍金を2億ユーロ(約253億円)まで跳ね上げようと画策していると、記事では指摘している。

 最も早く具体的な交渉に持ち込んでいるのはユベントスのようだが、レアル・マドリード、バルセロナ、マンチェスター・シティがジョアン・フェリックスに関心を示しているとされている。ベンフィカとの契約は2022-23シーズン終了までとなっていて、クラブも売却を慌ててはいない。現在はビッグクラブから届く内容をじっくり吟味しているといったところだろう。

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