「彼は狂犬だ」 名将モウリーニョ、バルセロナを苦しめた古巣ユナイテッドMFを絶賛
CLバルセロナ戦で存在感を放ったMFマクトミネイ、モウリーニョ氏がプレーを高評価
昨年の12月までマンチェスター・ユナイテッドの指揮を執っていたジョゼ・モウリーニョ氏は、古巣に所属するスコットランド代表MFスコット・マクトミネイを称賛しており、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦バルセロナ戦(0-1)のパフォーマンスについて「完全にポジティブな意味だが、彼は狂犬だ」とモウリーニョ氏らしい言葉で褒めちぎった。ロシアテレビ局「RT」が伝えている。
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マクトミネイはユナイテッドのアカデミー育ちで、2017年にトップチームデビューを果たしたばかりの22歳。今シーズンはなかなか出場機会を得られていなかったが、故障者の離脱やチームでの信頼を高めたことで徐々にプレー機会を増やしていた。
そして、10日に行われたCL準々決勝第1戦バルセロナ戦で先発出場。チームは敗れたものの素晴らしいパフォーマンスを披露し、改めて自身の価値を証明した。
ロシアテレビ局「RT」の取材に対して「昨日バルセロナはバルセロナではなかった」と語ったモウリーニョ氏は、そうなった要因についてマクトミネイの名前を挙げて称賛している。
「ユナイテッドにその要因を担っていた選手が1人いたと思う。なぜならミッドフィルダーのスコット・マクトミネイが、私が起用していた頃のようにプレーしていたからだ。私がこの表現を使う時、明らかなのはこの言葉が完全にポジティブな意味だが、彼は狂犬だった。誰も恐れずに堂々とリスペクトしていた。そして非常に多く動き、広いエリアで本当に激しいプレッシングを行っていた。バルセロナのビルドアップに対し、厳しいプレスで問題を生み出して激しいデュエルを行っていたんだ」
ユナイテッドホームでの第1戦は0-1でバルセロナに軍配が上がったが、敵地での第2戦でどんな結末を迎えても不思議ではない。モウリーニョ氏も絶賛するマクトミネイが輝きを放ち、チームをCL4強へとも導くだろうか。
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