“リバプールの標的”アザール弟が移籍希望 契約延長の拒否をボルシアMG幹部が告白
今季9得点9アシストを挙げる活躍 エベールSDは「どこに行くのか見ていこう」と発言
リバプールは現地時間9日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦のポルト戦をホームで戦い、2-0の勝利を収めた。準決勝進出に向けて大きな白星を手にし、プレミアリーグでも暫定首位に立つなど順風満帆のシーズンを送るなか、来季に向けた補強の動きも活発になりつつある。
英紙「デイリー・ミラー」は、リバプールのターゲットの1人と言われるボルシアMGのベルギー代表MFトルガン・アザールの現状について、「トルガン・アザールはボルシアMGからの移籍を望む」とし、クラブ幹部が放出を認めるコメントをしたと報じている。
トルガン・アザールはチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールの実弟。今季リーグ戦はここまで27試合に出場して9得点9アシストの結果を残している。クラブ側は契約延長を望んでいたが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版は、「トルガンは契約を延長しない旨を伝えてきた」というボルシアMGのスポーツディレクター(SD)であるマックス・エベール氏のコメントを紹介している。
「この10年で、こういった宣言は15回ほど経験してきたよ。偉大な選手たちがクラブを離れる時に起こることだ。我々にとって、物事はこういう形で進むんだ。彼の行き先がドルトムントなのか、アトレチコ・マドリードなのか、それともリバプールなのかは分からないが、どこに行くのか見ていこう」
兄のエデンはすでにプレミアリーグで確固たる地位を築き、レアル・マドリードへの移籍を盛んに報じられている。弟のトルガンもプレミア移籍という道を選び、さらなる飛躍への足がかりを得ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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