不屈の鹿島、10人での逆転劇! 後半AT2発、慶南FCとのアウェー日韓戦で3-2勝利

後半AT、セルジーニョ(右)のゴールで鹿島アントラーズが逆転勝利!【写真:Getty Images】
後半AT、セルジーニョ(右)のゴールで鹿島アントラーズが逆転勝利!【写真:Getty Images】

GKクォン・スンテ負傷、DF犬飼退場と波乱の一戦 セルジーニョが豪快な決勝弾

 鹿島アントラーズは9日、アウェーで慶南FCとのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第3節に臨んだ。前年度王者の鹿島は第2節の山東魯能戦(2-2)で2得点のFW伊藤翔がメンバー外。慶南は浦和レッズの下部組織出身で、元アビスパ福岡のMF邦本宜裕が先発出場した。

 試合は序盤から一進一退の攻防が続き、なかなか互いに決定的なシーンを作り出せない。同40分にはセットプレー時の争いからDF犬飼智也に不可解な警告が出されるシーンもあったなか、そのまま前半は終了するかと思われた。しかし前半アディショナルタイム、鹿島のGKクォン・スンテが慶南DFイ・グァンジンとの接触で負傷交代。GK曽ヶ端準が緊急出場することになった。

 前半をスコアレスで終えた試合は、後半11分に動く。慶南の右サイドから邦本が左足クロスを上げると、対応した犬飼のヘディングがそのままゴールへ。痛恨のオウンゴールによって、鹿島は追いかける展開となった。

 早い時間帯に追いつきたい鹿島だったが、後半26分には追加点を奪われてしまう。邦本の右CKをMFジョーダン・マッチにフリーで合わせられ、右足のボレーシュートで曽ヶ端の守るゴールを破られた。

 追い詰められた鹿島は同30分に1点を返す。昨季まで新潟でプレーした慶南DFソン・ジュフンがクロスをクリアしようと試みたものの、これがGKの頭上を越すバックヘッドとなってオウンゴール。その後鹿島は同点に追いつくために、勢いを増していく。

 しかし同39分、犬飼が空中戦の際に慶南FWパク・キドンに肘打ちしたとの判定を受け、2枚目の警告で退場。1点ビハインドでの数的不利という厳しい状況に追い込まれてしまった。

 それでも諦めない鹿島は、途中投入のFW山口一真の突破を中心に攻め込む。そして後半アディショナルタイム、山口のクロスをFW安部裕葵が折り返すと、最後はFW金森健志が押し込み土壇場で同点に追いつくことに成功。さらに終了間際、ペナルティーエリア内でクロスの折返しを受けた昨季のACL得点王セルジーニョが右足を一閃。豪快な一撃がネットを揺らし、一気に逆転まで持ち込んでみせた。

 3-2の勝利を収めた鹿島は、これで3戦を終えて2勝1分。グループステージ突破に向けて大きな勝ち点3を、逆転勝利で手に入れた。

(Football ZONE web編集部)

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