「ヤング・リバプール」化が加速? クロップが21歳天才MFのレンタル復帰を検討

今冬にマルコビッチをトルコから呼び戻すか

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は、やはり若手アタッカーの起用に積極的なようだ。指揮官は今冬に、トルコのフェネルバフチェへ期限付き移籍中のセルビア代表MFラザル・マルコビッチの呼び戻しを考えていると、英地元紙「リバプール・エコー」が報じている。

 マルコビッチは2014年7月にリバプールへ加入。それ以前にプレーしていたパルチザン、ベンフィカでも天才と称された多彩なアタッカーで、わずか18歳でA代表デビューも果たしている。しかし、ブレンダン・ロジャース前監督の下ではベンチスタートが多く、不慣れなウイングバックでも起用されるなど、その才能を発揮できたとは言えなかった。

 負傷もあり、今夏に移籍したフェネルバフチェでも、まだリーグ4試合に出場したのみだ。それでも、9月20日のブルサスポル戦では元マンチェスター・ユナイテッドのMFナニの得点をアシストし、2-1の勝利に貢献するなど、印象的なプレーも残している。

 クロップ監督は、ドルトムント時代にも日本代表MF香川真司やドイツ代表MFのマリオ・ゲッツェ、MFイルカイ・ギュンドアンなど次々と若手の才能を開花させており、育成には定評がある。そうした過去もあってか、この記事ではマルコビッチがチームに復帰すれば、クロップ監督は積極的に起用するだろうとレポートされている。

 21歳の天才アタッカーは、この冬アンフィールドへ舞い戻ってくるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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