50m超絶ドリブル弾のサラー、味方への珍フェイントに英紙注目 「爆笑ものの瞬間」
サラーが7試合ぶりのゴールで3-1の勝利に貢献 50mのドリブルから圧巻の決勝弾
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは現地時間5日、プレミアリーグ第33節のサウサンプトン戦で決勝弾を奪い、3-1の逆転勝利に貢献した。リーグ戦7試合ぶりとなる待望のゴールに喜びを爆発させたサラーだが、ゴールセレブレーションの際にチームメートに見せたボディフェイントにも注目が集まっている。英紙「デイリー・メール」が報じている。
昨季にプレミア歴代最多記録となる32ゴールを記録したサラーは、今季もサウサンプトン戦前の時点で17ゴールを挙げ得点王争いに参入しているが、2月9日に行われた第26節ボーンマス戦(3-0)以来、ゴール欠乏症のスランプに陥り、プレー自体は本調子にもかかわらずゴールだけが奪えない難しい状況が続いていた。
前節のトットナム戦では後半45分にサラーがヘディングでネットを揺らしたものの、相手DFに当たってゴールラインを割ったため、オウンゴールの判定となり、正式なスコアラーとなることはできなかった。しかし、サウサンプトン戦でついに長いトンネルから脱することになった。
1-1で迎えた後半35分のカウンターの場面、自陣でボールを拾ったサラーはそこからドリブルを開始。圧倒的なスピードからきめ細かなボディフェイントを交えて、ゴール前へと運ぶと、相手守備陣のわずかな隙間を突く左足のシュートをゴール右に突き刺した。約50mのドリブルから個人の力で決勝弾を奪う、サラーらしい一撃で無得点の呪縛を解いた。