グリーズマン、来季はやはりバルサ移籍? 「1000%ない」とアトレチコ否定も噂が再燃
スペインのテレビ番組がオファーを受け入れると報道
アトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの去就が、再び騒がしくなってきた。かねてより噂されているバルセロナへの移籍について、先日アトレチコ側が「1000%ない」と否定したが、スペイン紙「AS」によると同国のテレビ番組ではグリーズマンがバルサからのオファーを受け入れる方向にあると報じている。
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グリーズマンの去就について伝えているのは、スペインのテレビ番組「Jugones」だ。同番組によれば、グリーズマンは来シーズン、カンプ・ノウでプレーすることに興味を持っているとバルセロナ側に伝えたとしている。
グリーズマンには昨夏の段階でバルサ加入の可能性があったものの、最終的にアトレチコ残留を決断。フィニッシュの局面で絶対的な存在であるグリーズマンに対し、アトレチコは報酬面のアップとともに移籍金を2億ユーロ(約250億円)に引き上げた。ただ7月に入ると、その移籍金の相場は1億2000万ユーロ(約150億円)まで引き下がることになり、巨額であることに変わりはないが、獲得に動きやすくなるという。
グリーズマンとアトレチコ側は先日、バルサ移籍への噂をシャットアウトしている。グリーズマンは3月26日に「僕はうんざりしているよ。毎年同じことを言われて」と話し、エンリケ・セレーゾ会長も「1000%残留だ」と断言したほどだ。
ただバルサ側の強化担当であるギジェルモ・アモール氏は、「我々は2年間にわたって、グリーズマンについて話してきた。彼は今もアトレチコの選手だ。他クラブの選手を尊重するとともに、バルサとしても考えている」と、加入の噂を完全否定したわけではない。近年、1億ユーロ(約125億円)級の大型移籍を取りまとめているバルサだが、今夏はアトレチコのエースであるグリーズマン“強奪”となるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)