レアル移籍報道過熱のポグバ、マンU残留条件にクラブ最高額の週給7300万円を要求か
ジダン率いるレアルへの移籍が報じられるなか、週給の大幅な上積みを要求
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、オレ・グンナー・スールシャール監督が就任した2018年12月以降、中盤の核として活躍を続けている。しかし、クラブとの関係がこじれる可能性があると、英紙「ザ・サン」が報じた。
フランス代表のロシア・ワールドカップ優勝メンバーでもあるポグバは、ユナイテッドと2021年6月まで契約を結んでおり、さらに1年の延長オプションが付いている。しかし、今シーズンを無冠で終えることが濃厚となっているレアル・マドリードが獲得に動くとされ、周辺が騒がしくなってきた。
ユナイテッドは、16年夏に移籍金1億1400万ユーロ(約142億5000万円)で獲得したポグバを放出するつもりはなく、移籍を阻止するためにもポグバとの契約を延長しようと試みているようだ。
だが、それは簡単なことではないかもしれない。ポグバ自身は「マドリードはサッカー選手であれば誰もが憧れるクラブ」と口にしており、彼の代理人であるミノ・ライオラ氏は、すでにフランス代表の先輩でもあるジネディーヌ・ジダン氏が監督を務める“白い巨人”と何度か話し合いをもったとされているからだ。
そして、この“夢のクラブ”への移籍をしない代わりに、ポグバ側は現在の週給30万ポンド(約4300万円)から大幅な上積みを要求。記事によれば、その金額は現在クラブ最高額のチリ代表FWアレクシス・サンチェスが受け取っている週給50万ポンド(約7300万円)だという。
ユナイテッドはこの要求を呑み、ポグバと長期契約を結ぶのか。まだ2年以上の契約を残しているが、その動向から目が離せなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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