アトレチコ会長、グリーズマン移籍報道にユーモア交え反論 「メッシと非常に良い連携を…」

アトレチコ・マドリードFWグリーズマン【写真:Getty Images】
アトレチコ・マドリードFWグリーズマン【写真:Getty Images】

加熱するバルセロナ移籍報道を否定 CLでの戦いに向けてはエールを送る

 欧州のサッカーシーズンも終盤にさしかかり、移籍市場の話題が毎日のように届けられている。今夏、バルセロナはビッグネームを獲得するのではないかと報じられており、候補として頻繁に名前が挙がるのが、アトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンだ。そうした報道が出るたびに、周囲の関係者も取材対応に追われている。アトレチコのエンリケ・セレソ会長は、バルセロナの地元ラジオ局「セール・カタルーニャ」に対して、ユーモアを交えたコメントを送った。

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 グリーズマンとアトレチコの契約は2023年まで残っているため、移籍にはクラブ間合意必要だ。セレソ会長は今週のはじめに、「グリーズマンは1000%残留する」と明言していたが、バルセロナ移籍についての質問は止まらない。するとセレソ会長は、“ある条件”の下でならグリーズマンとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのコンビは機能するだろうとコメントした。

「メッシと彼(グリーズマン)は、攻撃面で非常に良い連携を見せるだろうね……アトレチコでね」と、グリーズマンとメッシのコンビがバルセロナで実現するものだとばかり思っているメディアに対して、ユーモアあふれる解答を送った。

 グリーズマンの移籍について否定的な会長だが、バルセロナにそれほど悪い印象は抱いていないようだ。バルセロナはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではスペイン勢で唯一、ベスト8に勝ち残っている。6月1日にアトレチコの本拠地であるワンダ・メトロポリターノで行われる決勝進出の可能性も残しているが、「バルセロナがメトロポリターノで、ヨーロッパのカップ戦を掲げることを期待しよう」と語った。

 欧州の舞台で勝ち上がっているライバルにエールを送ったセレソ会長だが、6日に行われるリーガ・エスパニョーラの首位攻防戦での勝利は譲りたくないはずだ。この試合にアトレチコが勝てば、両チームの勝ち点差は「5」まで縮まる。首位を独走しているバルサに詰め寄ることができるか、注目だ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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