「マルセロはマルセロ」 ジダン監督、非難殺到のブラジル代表DFを擁護「プレーが好き」
監督再就任後、初黒星を喫すもジダンは「選手たちに対して、非難することは何もない」
レアル・マドリードは現地時間3日、リーガ・エスパニョーラ第30節バレンシア戦で1-2と敗戦を喫した。この試合で低調なパフォーマンスに終わったブラジル代表DFマルセロに多くの批判が集まっているが、ジネディーヌ・ジダン監督は「マルセロはマルセロだ。彼のプレーが好きなんだ」と擁護するコメントを残した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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アウェーでの一戦に臨んだレアルだったが、前半35分にバレンシアに先制点を奪われる苦しい展開を強いられる。その後もボールこそ支配したが、攻撃のアイデアを欠いてチャンスを作ることができず。逆に後半38分にセットプレーから2失点目を許して万事休す。後半アディショナルタイムに元フランス代表FWカリム・ベンゼマがゴールを奪ったが、1-2で敗れたレアルは、ジダン監督就任後初の黒星となった。
試合後、ジダン監督は低調なパフォーマンスに終わり、批判の的となっているマルセロに対して言及。「マルセロはマルセロだ」と擁護した。
「私は彼のプレーが好きだし、彼が良い状態だと見ている。しっかりトレーニングに励んでいるし、今シーズンはマルセロに限らず、誰にとっても難しいものなんだ」
また、ジダン監督は「良いプレーをしていたが、先制点を取れなかった。何も得られなかったが、トライを続けていた。私は自分の選手たちに対して、非難することは何もない。我々は敗れた。その結果を受け入れなければならない」と次戦に向けて前を向くように説いた。
ジダン監督復帰前はレギュラー落ちも経験し、ユベントス移籍の噂もあるマルセロ。トップフォームを取り戻し、再び健在をアピールできるだろうか。
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