「すでに素晴らしい選手」 チェルシー大黒柱アザール、18歳同僚MFに“謙虚のススメ”
ハドソン=オドイはプレミア初先発を飾ったブライトン戦でアシストをマーク
チェルシーの背番号10を背負うベルギー代表MFエデン・アザールが、同僚の18歳MFカラム・ハドソン=オドイを「すでに素晴らしい選手」と称賛している。出場機会を求めて移籍の噂も浮上しているハドソン=オドイだが、アザールはさらなる成長のために「謙虚であれ」とアドバイスを送っているという。英紙「デイリー・メール」が報じた。
昨年1月にチェルシーでトップチームデビューを果たしたばかりのハドソン=オドイだが、夏のプレシーズンマッチで活躍。マウリツィオ・サッリ監督に好印象を残した。注目度の高さは海外クラブにまで波及し、冬の移籍市場ではドイツ王者バイエルンから複数回のオファーが届いた。選手自身も出場機会を求めて移籍を志願したが、今季はチェルシーに残ってプレーを続けている。今年3月にはイングランド代表デビューも飾るなど、評価はうなぎ上りだ。
そしてハドソン=オドイは現地時間3日のプレミアリーグ第27節ブライトン戦(3-0)でプレミアリーグ初先発を飾った。前半38分にはフランス代表FWオリビエ・ジルーの得点をアシストと、結果を残した。
急成長の若武者にアドバイスを送っているのが、ピッチで共演したアザールだ。「彼のボール捌きを見ただろう。自信を持ってプレーしている。彼はまだ若く、これからどんどん良くなっていくだろうが、すでにベリーグッドだ」と高く評価したが、地に足を付けて戦うことを忘れてはいけないと提言している。
「もし彼が僕に何かを聞いてくれれば、僕はなんでも答えるよ。彼はすでに素晴らしい選手で、すべてを兼ね備えているけどね。もし僕が何かを言うとすれば、謙虚でい続けなさいということかな。それがベスト。謙虚に練習をして、得点を決め、それからピッチではハッピーでいること。そうすれば、彼は大きな成功を収めることができるよ」
アザールはハドソン=オドイの成功に太鼓判を押した。今季限りでレアル・マドリードへ移籍するとも言われる大先輩からの助言を、18歳の若者はどのように受け取るのだろうか。