C・ロナウド&レアル主将ラモスが証言 名将ジダンが見せる“人心掌握術”の妙とは?
選手全員を巻き込むアプローチを称賛「インテリジェントな方法で扱う術を知っている」
レアル・マドリードはサンティアゴ・ソラーリ前監督から10カ月ぶりに再就任したジネディーヌ・ジダン監督体制で連勝を飾った。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、リーガ・エスパニョーラ、スペイン国王杯とほぼタイトル獲得の可能性がないなかでもモチベーションを与えているフランス人指揮官だが、昨季までエースとして活躍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)、そしてキャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがその指導法の巧みさについて口にしたという。
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スペイン紙「マルカ」によると、2人が取材に答えたのはテレビ局「RMC Sport 1」の「Zidane, Realement Madrid」という番組だ。
「ジダンはチームをインテリジェントな方法で扱う術を知っていると思う」
ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、元フランス代表FWカリム・ベンゼマとの「BBCトリオ」でゴールを量産したロナウドは、そのプレー環境を作るための働きかけとともに、チーム全体への目配せが素晴らしかったと見ているようだ。
「どの選手もより多くプレーしたいと思うし、それは簡単な状況ではないんだけど、彼は賢く働く方法を知っている。そして彼はチーム全員を巻き込むことに成功したんだ」
若手からベテランまで多士済々のレアルの陣容を同じ方向に見させるための取り組みを、ロナウドは称賛した。一方でセルヒオ・ラモスはこのように語っている。
「ジダンの経歴は、彼がプレーヤーとしてやったことと彼が指導者としてやったことの両方で、語れるよね。彼は選手としての才能を指導者としての役割に移行して、ドレッシングルームを管理するやり方を見つけたんだ」
世界ナンバーワンプレーヤーだった自らの過去を捨てるわけでもなく、かといってあぐらをかくわけでもなく、指導にあたっているようだ。セルヒオ・ラモスは「彼は素晴らしく、唯一無二な仕事をしています。そして結果は偶然ではない」とも語っている。その指導法によって、ジダン監督はレアル復権を担えるか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)