本田ライバルを救ったキング牧師の教え 古巣サポーターの手荒い歓迎を乗り切る

「深い愛情がなければ、深い落胆はない」

 ACミランFWアレッシオ・チェルチは、17日の今季初先発したトリノ戦で、敵地の古巣サポーターから大ブーイングを受けたことに心を痛めている。

 チェルチは、1-1の引き分けに終わったスタジオ・オリンピコでの一戦に3トップの右で先発出場した。日本代表FW本田圭佑と試合終盤に交代するまで、かつての本拠地でプレーした。その試合後、フェイスブックを更新。12年シーズンから2年間にわたって活躍し、アトレチコ・マドリードに移籍するまでリーグ戦合計21得点を奪ったウインガーは、かつてのサポーターからの手荒い歓迎に落胆の声を上げている。

「クルバからのブーイングは背後から刃物で刺される感覚だった。こんな経験はしたことはなかった」

 しかし、このウインガーは、こうもつづった。

「マーティン・ルーサー・キング牧師は深い愛情がなければ、深い落胆は起こりえないと言っていた。僕はこの考えで自分を慰めることにする」

 

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